大火球 2020年7月2日02時34分


2020年7月2日 02時34分、東御市 観測所自動カメラ 南東、山梨、静岡上空方面

かなりの大物、関東各地で目撃と衝撃音が聞かれているとのことです。観測所からは終端は見えず、TV報道の映像から東京では高い位置を流れているようなので神奈川〜静岡上空か??。かなり速度の遅い火球なので、隕石落下の可能性大ですが相模湾か太平洋上かもしれない。流星屋さんの解析待ちです。

出現後かなりしてから衝撃音は聞こえたらしいのですが、動画の記録からは落下中はまったく無音でした。

動画はこちら2020-07-02 02-32-04

 

 

 

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Sh 2-225(散光星雲・ぎょしゃ座)


Sh 2-225(散光星雲), 光度:–, 直径:10′, 分類:HII
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 45=23分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/11/02, 01h 03m, +3℃, 東御市・観測所 視野角:77′ x 51′ ↑N


Sh 2-225(散光星雲), 光度:–, 直径:10′, 分類:HII
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16= 24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/11/02, 01h 03m, +3℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)


ぎょしゃ座、中央部  ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(70mm f3.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/02/23, -2℃, 東御市・観測所 ↑N

ぎょしゃ座のHII領域です。天の川銀河のペルセウス腕もしくはペルセウス腕の外周にあるHII領域で最新(A CGPS look at the spiral structure of the outer Milky Way. I. Distances and velocities to star-forming regions.  2015 AJ)のデータでは太陽系からの距離は3.79 Kpc、星雲をイオン化している恒星は1個とされています。

 

 

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Sh 2-221(超新星残骸・ぎょしゃ座)


Sh 2-221(超新星残骸), 光度:–, 直径:120′, 分類:SNR
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 45=23分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/10/31, 02h 54m, +6℃, 東御市・観測所 視野角:77′ x 51′ ↑N


Sh 2-221(超新星残骸), 光度:–, 直径:120′, 分類:SNR
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16= 24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/10/31, 02h 54m, +6℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)


ぎょしゃ座、カペラ付近  ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(80mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/10/31, 02h 54m, +6℃, 東御市・観測所 ↑N

ぎょしゃ座のカペラ近くにある超新星残骸です。超新星残骸としてのカタログ番号は、G 160.9 +2.6 もしくはHB 9と呼ばれています。超新星残骸とパルサーの形成は、近年様々な角度から研究がされていてこのSh 2-221も多くの研究者の研究対象となっています。

Evolutionary models for 43 Galactic supernova remnants with distances and X-ray spectra. LEAHY D.A., RANASINGHE S., GELOWITZ M. 2020 ApJS によれば、彼らのモデルシミレーションによると、G 160.9 +2.6 は、1個の超巨星の爆発モデルが最も観測に合致するとのことです。

Sh 2-221(G160.9 +2.6)超新星残骸を形成した恒星は、同定されていてJ 0502 +4654 という周期0.638565秒のパルサーとなっています。超新星とパルサーの関係はいまだにはっきりしない部分が多く、すべての超新星が高速に回転するパルサーを形成したとしても、関連するパルサーを持つと予想される超新星残骸の数は、観測された数よりは少ない( The Pulsar/supernova remnant connection.  GAENSLER B.M., JOHNSTON S. 19995 MNRAS )とされています。

 

 

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Sh 2-218(散光星雲?・ぎょしゃ座)


Sh 2-218(散光星雲?), 光度:–, 直径:70′, 分類:HII?
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 45=23分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/12/04, 02h 39m, -1℃, 東御市・観測所 視野角:77′ x 51′ ↑N


Sh 2-218(散光星雲?), 光度:–, 直径:70′, 分類:HII?
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16= 24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/12/04, 02h 39m, -1℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)


ぎょしゃ座、Sh 2-218付近  ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(85mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/12/04, 02h 39m, -1℃, 東御市・観測所 ↑N

ぎょしゃ座ときりん座、やまねこ座の境界付近にある非常に淡い星雲です。Simbad によればLBN 159.84+12.50 のHII領域となっています。Catalogue of CO radial velocities toward galactic HII regions. BLITZ L., FICH M., STARK A.A. 1982 ApJS によれば、視直径約70’の「明るい暗黒星雲」としていて、銀河面より離れた高い位置にある局所的なダストの雲と思われます。

 

 

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Sh 2-281(M 42 / 43 ・散光星雲・オリオン座)


Sh 2-281(M42/43・NGC 1976・散光星雲), 光度:–, 直径:60′, 分類:HII
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 17+ 5s x 17, HDR合成, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/02/18, 20h 24m, -5℃, 東御市・観測所 視野角:77′ x 51′ ↑N


Sh 2-281(M42/43・NGC 1976・散光星雲), 光度:–, 直径:60′, 分類:HII
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16= 24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/02/18, 20h 24m, -5℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)


オリオン座 M42 付近
Pentax PDA50-135mmf2.8(80mm f3.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/01/21, -6℃, 東御市・観測所 ↑N

広角カメラもHDR合成した方がよかったですねえ。次回のお題としておきましょう。


エリダヌス座〜オリオン座南部  ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(80mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/11/01, +6℃, 東御市・観測所 ↑N

 

 

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M 78(NGC 2068・反射星雲・オリオン座)McNeil’s Nebula


M 78(NGC 2068・反射星雲), 光度:8.0mag, 直径:6′, 分類:R
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 45=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII,2019/11/01, 32h 00m, +6℃, 東御市・観測所
2018年のデータと加算平均で合成
視野角:77′ x 51′ ↑N


M 78(NGC 2068・反射星雲), 光度:8.0mag, 直径:6′, 分類:R
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16= 24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/11/01, 32h 00m, +6℃, 東御市・観測所
2018年のデータと加算平均で合成
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)

毎年飽きもせず撮影しているので、2年分のデータを合成してみました。
この星雲の一般的な解説は、過去の投稿を参照して下さい。


オリオン座、M 78付近  ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(80mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/11/01, +6℃, 東御市・観測所 ↑N

 

マックニールの星雲(McNeil’s Nebula)


2004年に発見されたマックニールの星雲は可視光で急 激な変光をする変光星雲です。2018年に減光を始めたマックニールの星雲は、2019年はさらに暗くなって存在の確認が難しいくらいになりました。

この星雲は、V1647 Ori という普段は不可視の変光星が突発的に増光(アウトバースト)することでその光を反射して見えるようになっているとされています。V1647 Oriの過去の増光を調べた研究(The 1966-1967 outburst of V1647 Orionis and the appearance of McNeil’s nebula. ASPIN C., BARBIERI C., BOSCHI F.et. al 2006 AJ)では、

1966 Nov〜1967 Mar にアウトバースト、その後2004年まで37年間は増光せず、2003年Oct プレアウトバースト、2004年Jan 、Febにアウトバースト、2006年は平常な状態に戻り減光したとされます。それらの観測からバーストの最小継続時間は5ヶ月、最大で20ヶ月と見積もられました。

しかし、再びわずか4年で、2008年に再び増光し2016年まで8年間(96ヶ月)も明るい状態が続きます。2017年初め頃から減光し始め2020年現在、可視光ではほとんど見えない状態となっています。

V1647 Ori は、オリオン座FU型星とされ、おうし座T型星の降着円盤からの突発的な質量の落ち込みによってバーストが起きる、とするモデルが提唱されています。しかしこのモデルでは高光度降着円盤の寿命は数十年の単位とされているので、最初のバーストから50年も経過しながらいまだ増減光を繰り返したり、数年間に渡って明るい状態が続く理由などは説明できないようです。

2008年以降は、明るい状態が数年に渡って続いた後に減光するなど不可思議な変化をしているので継続して注視したい存在です。

 

 

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Sh 2-264(散光星雲・オリオン座)


Sh 2-264(散光星雲), 光度:–, 直径:390′, 分類:HII
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16= 24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/11/01, 02h 00m, +6℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)


Sh 2-264(散光星雲), 光度:–, 直径:390′, 分類:HII
Tamron SP 70-200mm(80mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/11/01, +6℃, 東御市・観測所 ↑N

エンゼルフィッシュ星雲として有名なSh 2-264です。見かけの大きさが巨大なHII領域なのでファインディングチャート用80mmがちょうど良いくらいです。ノーマルカメラには、淡い存在で難しい。次回は改造カメラで撮像してみましょう。

 

 

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Sh 2-246(散光星雲・オリオン座)


Sh 2-246(散光星雲), 光度:–, 直径:65′, 分類:HII
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 29=15分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/01/21, 20h 11m, -6℃, 東御市・観測所 視野角:77′ x 51′ ↑N


Sh 2-246(散光星雲), 光度:–, 直径:65′, 分類:HII
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 15= 24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/01/21, 20h 11m, -6℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)


オリオン座、Sh 2-246付近  ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(80mm f3.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/01/21, -6℃, 東御市・観測所 ↑N

Sh 2-246は、LBN 186.96-16.62 というHII領域とされています。が、写真を見ても明らかなようにLDN 1562(反射)分子雲と混在した淡いHII領域です。これらの分子雲はおうし座の暗黒星雲群の一部を形成しているとされています。

 

 

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Sh 2-267(散光星雲・オリオン座)


Sh 2-267(散光星雲), 光度:–, 直径:4′, 分類:HII
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 26=13分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/01/21, 20h 39m, -6℃, 東御市・観測所 視野角:77′ x 51′ ↑N


Sh 2-267(散光星雲), 光度:–, 直径:4′, 分類:HII
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16= 24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/01/21, 22h 58m, -6℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)


オリオン座、Sh 2-266付近  ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(100mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/01/09, -10℃, 東御市・観測所 ↑N

このHII領域(よく間違って惑星状星雲として分類されていることがあります)は、O9 Vクラスの恒星と赤外線星団によって電離発光しています。(Galaxy Map)

資料を調べると、Sh 2-267は、Simbadでは、LBN 196.21-01.17というHII領域の星雲ということになっていますが、惑星状星雲のカタログにPG 196-011として掲載もされていて、むしろ惑星状星雲としての観測資料の方が多くみかけられます。

近くにある、Sh2-266(Herbig Ae/Be Starを取り囲む星雲)も同様でPG 195-001という惑星状星雲の番号が与えられています。

 

 

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パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 2020/06/16


パンスターズ彗星 (C/2017 T2)
BKP300 1500mm f5 反射, MPCC-MK3, Sony α7s(改造), ISO12800, 露出30s x 45=24分, 高橋NJP赤道儀, temmaPC, α-SGRIII, 東御市 観測所, +8.0°C, 2020/06/16, 20h44m JST. 視野角: 52′ x 35’, メトカーフ合成, ↑N


パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 核近傍

6月16日 パンスターズ彗星 C/2017 T2
太陽からは離れたために、コマのガスは薄くなりました。そのため核近傍のダストの流れは5月よりさらにはっきり見えるようになってきました。しかし、勾玉のように曲がったおそらくジェットであろう部分のダストテイルとの相対的な位置に変化はないように見えます。

彗星核が自転していない?まさか?他に上手く説明できるモデルがあるのか思案中。

 

 

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Sh 2-262(散光星雲・オリオン座)


Sh 2-262(散光星雲), 光度:–, 直径:20′, 分類:HII
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 26=13分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/01/21, 20h 39m, -6℃, 東御市・観測所 視野角:77′ x 51′ ↑N


Sh 2-262(散光星雲), 光度:–, 直径:20′, 分類:HII
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16= 24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/01/21, 20h 39m, -6℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)

Sh 2-262は、オリオン座の左手にある小規模なHII領域です。オリオンλ星を囲む大きなHII領域(Sh 2-264)に関連している可能性が最も高く、実際、天の川Hαの画像ではSh 2-264から続くHαの背のように見ることができます。(参照:Galaxy Map)

最悪のシンチレーション(大気の揺らぎ)でボツコマ続出。透明度が高くても長焦点の写りはがっくりと落ちます。


オリオン座 西北部  ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mm f2.8(80mm f3.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/01/21, -6℃, 東御市・観測所 ↑N

ファインディングチャートを作る作業は思いのほか時間がかかるので、画像をステラナビゲーターに読み込ませ星図データと合成してみました。文字位置や星座線の結びが少々気に入りませんが、とても楽ちんです。

 

 

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Sh 2-279(NGC 1973 / 1975 / 1977・散光星雲・オリオン座)


Sh 2-279(散光星雲+反射星雲), 光度:–, 直径:20′, 分類:HII+R
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 23=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/02/18, 20h 56m, -5℃, 東御市・観測所 視野角:77′ x 51′ ↑N

オリオン座の大星雲 M 42の北側にある、明るいHII領域とそれを取り囲む反射星雲で構成されている星雲です。

明るい星雲ですが、この星雲に関する資料はあまりありません。距離は約500pc, 大きさは2.9pcとされ、空間的にもM42のごく近傍に存在するようです。(Optical H II regions in the outer Galaxy.  FICH M., BLITZ L. 1984 ApJ )

同じ論文の中にHII領域分布図があります。HII領域は20Kpc以内の天の川銀河銀河面に分布していること、Sh 2-279やM 42は、太陽系からの距離(約500pc)と極めて近いお隣にあるHII領域であることが理解できます。


エリダヌス座〜オリオン座南部  ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(80mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/11/01, +6℃, 東御市・観測所 ↑N

 

 

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Sh 2-278(散光星雲・オリオン座)


Sh 2-278(散光星雲), 光度:–, 直径:50′, 分類:HII
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 45=22分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/11/01, 02h 29m, +6℃, 東御市・観測所 視野角:77′ x 51′ ↑N


Sh 2-278(散光星雲), 光度:–, 直径:50′, 分類:HII
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16= 24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/11/01, 02h 29m, +6℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)

Sh 2-278は、オリオンOBアソシエーションの中心からやや南に離れたHII領域です。この領域をカラーで撮影すると、赤いHII領域、青い反射星雲、茶色の透過分子雲?が入り乱れて存在していることがわかります。

1998年の小倉、杉谷によると、これらは分子雲の中で形成されたOB星が、強烈な恒星風で分散させた分子雲の残骸であり、HII領域内で明るい縁のある星雲、彗星状の小球として観測されます。OBの星がB型巨星に進化すると強いライマン放射は停止され、星雲はイオン化されたエンベロープを失い目立たなくなります。それでもOBアソシエーションでは星間光を反射することで光学的にその存在を知ることができます。

それらの反射雲と、明るい縁の星雲、彗星状星雲、まとめて「残雲」をオリオンOB 1アソシエーションで分類、調査し、低質量星の星形成において説得力ある証拠を示した。としています。(Remnant molecular clouds in the Ori OB 1 association. OGURA K., SUGITANI K. 1998  PASA)


(Remnant molecular clouds in the Ori OB 1 association. OGURA K., SUGITANI K. 1998  PASA より、図表を抜粋)

論文中のSh 2-278に関連する部分を抜粋してみると、図中8、9はr?(反射?)7, 10はc(彗星状)、11はr(反射)となっています。測定に使われた写真は、20年以上前ですから、パロマー、英国シュミット望遠鏡、などによる銀塩写真乾板です。

今回撮影した写真と比較してみると、r?は赤と青の混在する領域、rは青い反射星雲、cは縁のある赤い星雲であることが簡単に判別できます。このような観測には1回の露出でRGBのデータが得られ、しかも超高感度な現代の市販デジタルカメラは、使い方によっては強力な観測機材になりそうです。


HH 240 視野角:約19′ x 13’ ↑N

Sh 2-278の上記論文中7番星雲の中には明るいハービッグハロー天体HH 240があります。下記は近赤外での観測結果のチャートです。HH240は、A〜Zまであるようですが、我々の小口径望遠鏡での可視光写真ではその存在は残念ながらまったく判別がつきません。


(Near-IR imaging of the molecular outflows in HH 24-26, L 1634 (HH 240-241), L 1660 (HH 72) and RNO 15-FIR. DAVIS C.J., RAY T.P., EISLOEFFEL J.et. al 1997 A&A)より


エリダヌス座〜オリオン座南部  ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(80mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/11/01, +6℃, 東御市・観測所 ↑N

 

 

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静止流星 2020年06月09日 01時43分


2020年06月09日 01時43分、長野県東御市 観測所自動カメラ。

画面左上の小さな恒星状のものが静止流星です(おそらく)。

ついでに、動画を再生するとヌエの鳴き声がかすかですが、聞こえます。鵺(ヌエ)は、想像上の妖怪ですが、その声の正体はオニツグミという夜行性の鳥です。日本では留鳥とされていますが、当地では6月〜10月にしかその声は聞こえないので冬は暖かい地域ですごし、6月になると渡来してくるのでしょう。

動画はこちら2020-06-09 01-43-46.mov

 

 

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NGC 1909(IC 2118・反射星雲・エリダヌス座)


NGC 1909(IC 2118・反射星雲), 光度:— mag, 直径:3° x 1°, 分類:R
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16= 24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/11/02, 01h 20m, +3℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)

魔女の横顔星雲として有名な星雲。星雲の色と形については、過去の投稿にあります。

スピッツアー宇宙望遠鏡による観測などによると、この星雲の中にある6個のTタウリ星のうち4個に赤外線の過剰がみつかり、6個の新たな生まれたての恒星状天体(YSO)が発見されました。YSOはすべて最も大きな分子雲である星雲頭部の中にあります。(Spitzer observations of IC 2118. GUIEU S., REBULL L.M., STAUFFER J.R.et. al 2010 ApJ )

おそらく、NGC 1788と同様、この星雲の中で恒星が誕生するのはオリオンOBアソシエーションからの強烈な恒星風や、超新星爆発による衝撃波などが引き金となっているのでしょう。


エリダヌス座〜オリオン座南部  ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(80mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/11/01, +6℃, 東御市・観測所 ↑N

 

 

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