Mintron MTV-63V6H カメラを使ってみる

蓄積型の高感度カラーカメラMintron MTV-63V6Hは、だいぶ前に秋月電子でみかけ、あまりのお安さに(19,000円)パーツ発注のついでに購入した物。1/3インチ40万画素のカラーCCDカメラで、最大の特徴はスターライトモード(蓄積)があること。カラーの蓄積型はめずらしい。カタログデータではノーマルモードで最低照度0.8Lux(f1.2)だがWateckの高感度カラーよりノイズがだいぶ少ないようだ。取扱説明書(へたな英語)は不備だらけの簡単な物で、ついでに販売店のWebでの説明は間違っていたりして当初使い方が今一わからなかった。いろいろトライアンドエラーして判明した使用方法を備忘録代わりにメモしておく。ちなみにこの機種の数代前のカメラが望遠鏡メーカーのVixenにOEMで供給されていたようだ。
●蓄積方法 蓄積方法がWatechの蓄積型カメラと異なるようだ、最新の1フレームを蓄積すると最も古い1フレームを破棄して表示する逐次蓄積?と呼べるような方法のようだ、Watechは指定された一定数のフレームをすべて蓄積してから表示する。蓄積モードでも動体の動きがスムーズに見えるメリットがある。
●メニュー リアパネルにある5つのプッシュボタンの真ん中ボタンを2秒以上押し続けると画面にメニューがスーパーインポーズされる。
1. TITLE — 画面に挿入するタイトルをここで指定できる。普通はOFF.
2. SENSE UP — 蓄積モードの感度指定、X2, X4, X6, X8, X12 — X128 まで指定できる。2フレームから128フレームまで蓄積フレーム数を変えられるので多分 1/15〜4秒まで蓄積できるということ。
3. ALC/ELC — 露出調整の切り替え、シャッター優先(ALC)、絞り優先(ELC)、ALCでは任意のシャッタースピードを指定すると、明るさに応じて絞りが変化する(DCアイリスのレンズ必要)。ELCを指定すると明るさに応じてシャッタースピードが変化する。天体用にはALCでシャッターOFF(1/60)に設定しておけば良いだろう。
4. BLC — バックライトコントロール逆光補正モードの設定 通常はOFF
5. AGC — オートゲインコントロールのON,  OFF, Manual 切替。ManualマニュアルとONではLEVELバーでゲインレベルを調整できる。
6. W/B — ホワイトバランスの設定 ATW(自動ホワイトバランス)に設定
7. SYNC — シンクロをどの信号から取るかの設定、INT(カメラ内部)に設定
8. OPTION — オプション設定のメニューへ、OPTIONとなっているが設定必須。
PRIORITY — 高感度モードで、AGCとSENSE(蓄積)どちらを優先するかを選択する。
GAMMA — ガンマ切替、OFF(1)と0.45
9. ZOOM — デジタルズームの設定
10. Motion Det — カメラ単独で動体検知ができるのでその設定

撮影サンプル2011/09/13/001341、AGCはマニュアルモードで最大、蓄積x4 レンズ:Fujinon YV2.8X2.8LA-SA2 f0.95 0等級ぐらいの流星は撮像できているのでカタログより感度はあるように感じる。流星のELF,VLF音も入っているのでついでにどうぞ(音は小さいので、イヤーフォンなどが必須)ファイルはMP4

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カテゴリー: 天文機材, 星空観望 パーマリンク

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