古代東海道散策・店屋駅と長津田を結ぶ道・ダイジェスト

奈良時代末期〜平安中期 8世紀〜10世紀ごろの相模川以東の東海道は、ほぼ現在の国道246号線に沿って存在したものと思われる。ただしその間相模国内では郡衙や国府の位置は度々変更されており、その都度、駅路や伝路も変更されただろうと予想される。相模川以東の初期の古代東海道は夷参駅(座間市入谷) 〜 店屋駅(町田市町谷) 〜 長津田 〜 都筑郡衙 〜 橘樹郡衙 〜 小高駅 〜 大井駅 と続いていたものと思われる。夷参駅は、座間市入谷付近にあったとすれば、武蔵国府・府中と結ぶ奥州古道(東海道に編入される)と上総へと向かう古東海道の交差点という重要な位置にあったはずだが、905年の延喜式にはその名称は消えてしまう。夷参駅〜店屋駅〜長津田を結ぶ道は現在の旧国道246号ではなくもっと北上した位置にあっただろうという予想の下それらしいルートを捜索・検証している。今回はそのルートの中で店屋駅と長津田を結ぶ道を歩いて捜してみた。事前にはこのルートの検証は困難だろうと予想していた。というのはこの範囲は丘陵地帯で古道は丘陵をぬうようにあったはずだが、昭和50年代の大規模な宅地開発で、丘陵を削り真っ直ぐな道を通し、寺社仏閣すらも移転してしまった地域なのだ。

夷参駅(座間市入谷) 〜 店屋駅(町田市町谷) 〜 長津田 を結ぶ道

困難だろうと思われた検証も、GPSとiPhoneで参照できる古地図のおかげでほぼそれらしいルートを見つけることができた。

長津田 〜 店屋駅(町田市町谷)を古地図に投影 青線=歩いた経路 白・黄色=現在の道路

 

つくし野駅付近などでも旧道があったと思われる痕跡が残っていて、断続的に残るそれらしいルートをたどることはできる。

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