シンチレーション(大気の揺らぎ)と星雲星団撮影

大気の揺らぎ
NGC3389
BKP300 1500mm f5, MPCC-MK3,  HEUIB-II, Sony α7s(新改造)
ISO12800, 30s x 1, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 内蔵JPEGの等倍画像

観測地(長野県東御市)は南斜面の標高1100mの位置にあります。年間で最もシンチレーション(大気の揺らぎ)が悪いのは経験的に2月です。12月、1月は冬型の季節風の影響を受けやすいはずなのですが、撮影が困難になるほど乱れることはありません。2月に冬型が崩れて西からの風が入る(もしくは急激に冬型に戻るとき)と空の透明度は落ちなおかつ大気の揺らぎで、快晴なのにお手上げになる日があります。シンチーレーションが悪くなると長焦点での星雲星団の写りはぐっと悪くなります、透明度よりもシンチレーションの方が影響ははるかに大きいです。弱い冬型だった2月8日は年間でも最高のシンチレーション5/5(透明度は2/5)でしたが2日後の2月10日は最悪のシンチレーション1/5(透明度は4/5)となりました。比較できるようにしし座のNGC3389付近の等倍画像を並べてあります、星雲の写りも極限等級も随分違うものです。「透明度の高い冬のうちに春の系外星雲は撮っておこう」というのは長焦点には当てはまらないようです。

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