NGC 5371(銀河・りょうけん座)

NGC5371-1605APSC
NGC5371(銀河)10.6mag 4.2′ x 3.4’  SBbc
NGC5350(銀河)11.3mag 3.2′ x 2.6’  SBbc
NGC5353(銀河)11.0mag 2.8′ x 1.9’  SO
NGC5354(銀河)11.4mag 2.2′ x 2.0’  SO
NGC5355(銀河)13.1mag 1.2′ x 42″  SO
NGC5358(銀河)13.6mag 1.1′ x 18″  Sa
BKP300 1500mm f5, MPCC-MK3,  Sony α7s(新改造)APSCクロップ
ISO12800, 30s x 12, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII,  2016/05/12 東御市・観測所

NGC5371は地球から約1200万光年の距離にあり、おそらく画面右下のNGC5353グループ(Hickson Compact Group 68)に広い意味で所属しているものと思われます。Hickson Compact Group (HCG)はPaul Hickson(カナダの天文学者)によって1982年に発表された狭い範囲に密集する銀河グループのリストです。

HCG68に所属する渦状銀河を電波望遠鏡で観測したところ、大部分の渦状銀河で電波放射が銀河の核中心付近に偏在しており、星形成活動も(核付近に)偏在しているであろうことがわかりました。コンパクトグループを形成しない独立した渦状銀河の中心核からの放射量の約10倍の放射量が観測されました。この理由は、銀河の相互作用のシミュレーションの研究によって明らかにされ、狭い範囲での銀河の相互作用は銀河の外周部から中心方向へのガスの大きな流入と流出が起きることが示されました。結果として銀河中心部で活発な星形成活動が行われ、超新星や電波放射の成因となっているのです。(Radio properties of spiral galaxies in high-density groups. T.K. Menon 1995)

NGC5371-1605center1
*NGC5371 クリック拡大

NGC5371-1605center2
*NGC5350, NGC5353, NGC5354 クリック拡大

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