NGC 1555, 1554(Sh 2-238・反射星雲・おうし座)


視野角:80′ x 50’↑N
NGC 1555(Sh 2-238・反射星雲), 光度:– mag, 直径:1′, 分類:R
NGC 1554(恒星), 光度:– mag, 直径:–′, 分類:–

BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3,  HEUIB-II, Sony α7s(新改造)フルサイズ
ISO12800, 30s x 16, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2016/12/02 0℃ 東御市・観測所

中央右寄りの小さな赤い星雲はハインドの変光星雲(NGC 1555)、それを照らしている赤い星がT-Tauという変光星で不規則に変光するT-Tau型変光星の代表星です。T-Tauも星雲も変光しますがその明るさの変化は同期するとは限りません。NGC 1554は現在その位置には14等星の恒星しかありませんが、発見された1868年には存在していた星雲が10年後には消失しています。これはたぶんハービッグ・ハロー天体だったのだろうと思われます。

NGC 1555のま わりを淡い大きな雲のようなものが取り巻いているのがわかります。NGC 1579のところでも触れましたが、これらの雲状のものを分子雲(星間分子雲)と説明しているのを見かけます。しかし、分子雲はそのほとんどが水素分子H2で構成されていて電離水素とは異なり低温では安定で放射しません。そのため分子雲の存在を捜すには分子雲に含まれるごく少量のCOが発する電磁波を電波望遠鏡でさがしCOとH2の存在比からその大きさ量を推定しています。光らないものが可視光のカメラで写ることはありませんからこれは少なくともH2の分子雲そのものではなさそうです。この雲状に淡く光るものの正体はなんなんでしょう?(次回に続く)

 

 

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