Sh 2-54(散光星雲・へび座)


視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)
Sh 2-54(散光星雲), 光度:— mag, 直径:140′, 分類:E
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、フィルターなし
ISO3200, 90s x 8, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2017/06/19  +12℃ 東御市・観測所


視野角: 80′ x 50′  ↑N
Sh 2-54(散光星雲), 光度:— mag, 直径:140′, 分類:E
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, フィルター無し, Sony α7s(新改造)フルサイズ
ISO12800, 30s x 24, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2017/06/19, 12℃, 東御市・観測所

Sh 2-54はこの付近のシャープレスカタログの中ではM天体を除けば、とても明るく大きな星雲です。星雲そのものについては昨年の投稿を参照してください。

IR改造カメラでは、Hα強調フィルターは対象に関係なくつけっぱなしで良い?
昨年も今年もIR改造カメラにフィルターなしで撮影しています。昨年の画像は現像時にバックのホワイトバランスをとっただけ、今年はコンポジット合成後にヒストグラムを見ながらRGB各色の山の形を調整して色をそれらしく調整しました。が、結果は苦労の割に報われません。

Hα強調フィルター(HEUIB-II)を使うと赤い星雲が強調されすぎて青が写らないと思いこんでいて対象によって付け替えていました。しかし不思議なことにPentaxもSonyもこのフィルターをつけるとカメラのオートホワイトバランスが使えて一般撮影ができるようになることには気がつきました。Hα付近を透過させその代わり可視光の赤をカットしているのでRGBのバランスが取れているかのようにカメラを騙せるようです。

ということは、青が写らないのではなく後処理で赤強調しすぎていただけ?・・・でした。フィルターをつけたほうがRGBのバランスが取れてそれらしい色を再現するのが楽な上に同時にHαの星雲が強調されます。フィルターなしの場合無理やり色バランスを取ろうとすると、赤の強度を落とす時に含まれているHαの成分も同時に落ちてしまいます。つまりフィルターは連続光のデータが必要な時以外ではつけっぱなしで問題ない、むしろそのほうが普通の写真では好都合ということなのでした。トホホなことに今ごろ気がつきました、過去は忘れて次回からはそうします。

Sh 2-54(散光星雲・へび座)(2016年9月6日投稿)

sh2-54-1606full
Sh 2-54(散光星雲・へび座)140’ E
BKP300 1500mm f5, MPCC-MK3,  Sony α7s(新改造)フルサイズ
ISO12800, 30s x 12, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII,  2016/06/26 東御市・観測所

シャープレスカタログ2の54番。中央の特に赤い部分を「卵」、周りに大きく広がる部分を巣に見立てて「鳥の巣星雲」。このへび座の領域には若い(500万歳ぐらい)青い星がたくさんあり ますが、これらの星は周りの赤い鳥の巣から生まれました。赤い巣の底にはNGC6604というまばらな星の集団があってこれらの星に照らされた分子雲(星 の素材)が電離して赤い星雲となっています。しかし、この星雲の「卵」の部分が特によく輝く理由はまだわかっていません。

 

 

 

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