NGC 2768, 2742(銀河・おおぐま座)


NGC 2768(銀河), 光度:9.9mag, 直径:6.4′ x 3′, 分類:E
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 24=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2018/01/21, -4℃, 東御市・観測所
視野角: 54′ x 36′  ↑N


NGC 2768 視野角:約11′ x 07’ ↑N

少し前までは、おおぐま座にある大きい楕円銀河というキャプションしかつけようがない銀河でしたが、Hubble宇宙望遠鏡によって2013年銀河のディスクに垂直なダストの帯(環)構造が発見されてからにわかに注目されるようになりました。銀河の中心にはS字状のジェット構造が発見され、このジェットから銀河を覆うダストの帯に物質が供給されているという見解が示されました。これは、この銀河の中心には大型のかつ活発なブラックホールが存在することを意味します。

NGC 4036のように他の楕円銀河でも宇宙望遠鏡による同様の発見が続いているので、楕円銀河、レンズ状銀河は星形成の材料の多くを使い果たした静かな存在という従来の解説は変えなくてはいけません。形態分類が今ではあまり意味がないせいか、NGC 2768 は楕円銀河とするものレンズ状銀河とするもの様々、さらに活発な中心核を持つセイファート銀河とする解説もありました。活発なブラックホールを持つことが楕円(もしくはレンズ状)銀河一般にいえることなのかどうかは今後の宇宙望遠鏡による観測成果によるのでしょう。

ダストの帯構造はSN比が非常に低いためか地上からの望遠鏡では大口径のものでも捕らえられず、我々の小口径望遠鏡ではまったくその片鱗すらわかりません。

ESAの画像はこちら、https://www.spacetelescope.org/images/potw1314a/


NGC 2742(銀河), 光度:.9mag, 直径:3′ x 1.5′, 分類:Sc
視野角:約11′ x 07’ ↑N

端正な形をした渦状銀河でNGC 2768から1度ほど北西の位置にあります。星形成が盛んな銀河らしく、過去に超新星2003Zが発見されています。

 

 

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