NGC 4536, NGC 4533(銀河・おとめ座)


NGC 4536(銀河), 光度:10.6mag, 直径:7.6′ x 3.2′, 分類:Sc(dSc), z 0.00603
NGC 4533(銀河), 光度:13.8mag, 直径:2.1′ x 0.4′, 分類:Scd, z 0.00584
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 20=10分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2018/05/14, +8℃, 東御市・観測所
視野角: 54′ x 36′  ↑N


NGC 4536 視野角:約11′ x 07’ ↑N

NGC 4527の南30分の位置にある明るい渦状銀河です。地球からの距離は4500万光年〜7000万光年と資料により異なりはっきりしません。SN 1981bを利用した距離推定ではおとめ座銀河団には所属しない(おとめ座IIグループに所属する)とされていますが、Ia型超新星を使った距離測定の理論が揺らいできているので確定とは言いがたいです。

ド・ボークルールの形態分類では、SAB(rs)bc、弱い棒渦状(SAB)弱いリング(rs)緩やかな巻の渦状腕 bcということになっているようですが、なんでもありの上に棒もリングもはっきりしなくてしっくりきません。SIMBAD の分類Sc(dSc)崩れた腕の渦状銀河の方がわかりやすいと思います。

変形した青白い腕と赤みをおびた中心核の見た目からも予測できるように、爆発的に星形成を行っているスターバースト銀河であり、強いHII輝線が観測されるHII銀河です。爆発的な星形成を支えるためにはそれらの材料(ガス)の供給が必要ですが、その崩れた外観から過去に他の銀河と遭遇して獲得した可能性が考えられます。見かけの位置が近い同じスターバースト銀河であるNGC 4527がその相手かもしれません。


NGC 4533 視野角:約11′ x 07’ ↑N

NGC 4527 と4536の間にある銀河です。距離1億2000万光年とする資料もありましたが、赤方偏移の値からはどちらの銀河にもほど近い位置にあると思われます。4536の相互作用の相手はこの銀河の可能性もあります。

 

 

 

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