Sh 2-7(散光星雲・さそり座)


Sh 2-7(散光星雲+反射星雲), 光度:– mag, 直径:240′ , 分類:E
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/05/04, 00h 14m,  +6℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)

シャープレスカタログ Sh 2-7は、さそり座のδ星を取り囲む非常に大きく(240′)淡いHII領域です。δ星の近傍にはかすかな青い反射星雲が存在していて、それを大きく淡いHII領域が取り囲んでいる様子は、近傍にあるπ星をとり囲むSh 2-1と正反対の構造です。Sh 2-1の反射星雲を照らしている星はπ星ではないのかもしれません。

Sh 2-7とSh 2-1までの距離は共におよそ200pcと見積もられていて、おそらく同じ分子雲の一部なのでしょう。さそり座δ星も、さそり座OB2群(上部サブグループ)に所属するB0.2IVeのスペクトル型を持つ恒星です。


さそり座周辺の散光星雲  ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(70mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=22分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/05/04, +6℃, 東御市・観測所 ↑N

この領域に広がった組成は同じ分子雲が近くの恒星の光によって照らし出された部分が青や黄色の反射星雲として、電離発光した部分は赤い電離星雲(HII)として、照らされていない部分はバックの光を遮る黒い暗黒星雲として見えています。

 

 

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