CTB 1(超新星残骸・カシオペア座)


CTB 1(超新星残骸)

BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 45=22分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/10/31, 23h 11m, +6℃, 東御市・観測所 視野角:77′ x 51′ ↑N


CTB 1(超新星残骸), 光度:– mag, 直径:30′, 分類:E, SNR
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16= 24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/10/31, 23h 11m, +6℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)

CTB 1は、カシオペア座にある超新星残骸です。距離の推定値は10,000光年、年齢は7,500〜11,000年でほぼ円形で満月ほどの大きさの淡い星雲です。当初は惑星状星雲カタログにAbell 85として掲載されていましたがvan den Berghらによって1972年に放射フィラメントで構成される光学形状から超新星残骸と特定されました。
(参照:https://astrodonimaging.com/gallery/ctb-1-supernova-remnant/)

この星雲から、パルサー(高速回転する中性子星)が尾を引くような残痕を残しながら飛び出している様子が電波観測で捕らえられています。パルサーは、CTB 1を形成した超新星爆発によって生まれ、爆発の非対称性のために超高速で外部にはじき出され、やがて膨張するガスと塵の外殻をも追い越してこのように見えているのだと推測され、2019年、F. K. Schinzel(カナダ国立電波天文台) らによってこのパルサーがCTB 1から来たという証拠が提示されました。

(参照:“The Tail of PSR J0002+6216 and the Supernova Remnant CTB 1,” F. K. Schinzel et al 2019 ApJL 876 L17. doi:10.3847/2041-8213/ab18f7

なるほど、多くの超新星残骸の中心部にパルサーが残っていない理由もこのようなメカニズムによる物なのでしょう。かに星雲のパルサーもこのような運命をたどるのでしょうか?

SNの上がらない改造DSRには厳しい対象でした。星雲が天の川に埋もれてしまうため、やむを得ず微光星を消すために「明るさの最小値フィルター」を使用しました。このフィルターは画像の微細な構造を失ってしまうのでやむを得ないとき以外は禁じ手にしています。同じような効果は恒星の輝度を落とすことで得られるので通常はそのように処理しています。


ケフェウス座〜カシオペア座 境界付近 ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(80mm f8), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/10/31, +6℃, 東御市・観測所 ↑N

 

 

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