Sh 2-229(IC 405・反射+散光星雲・ぎょしゃ座)


Sh 2-229(IC 405・反射+散光星雲), 光度:–, 直径:65′, 分類:R + HII
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 43=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/03/20, 19h 49m, +0℃, 東御市・観測所 視野角:77′ x 51′ ↑N


Sh 2-229(IC 405・反射+散光星雲), 光度:–, 直径:65′, 分類:R + HII
Sh 2-236(IC 410・散光星雲), 光度:–, 直径:55′, 分類:HII
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16= 24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/03/20, 19h 49m, +0℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)

IC 405は、オリオン座大星雲から吹き飛ばされた疾走星AE Aurがたまたま濃厚な分子雲を通過中で周囲の星間塵を照らしている姿です。星雲はAE Aurの光を反射している反射星雲とAE Aurの紫外線によって電離しているHII領域が混在しています。


最上部の画像のBチャネルだけを抽出すると、AE Aurの光を反射している反射星雲の成分だけが取り出せます。反射星雲の実体はAE Aurの光に照らし出された周囲の分子雲で、AE Aurによって暖められて赤外線も放射しているはずです。

この画像をスピツアー宇宙望遠鏡の中赤外8.0μmの画像と比較してみましょう。


画像左が、Bチャネル画像を反転した物。画像右はIRAC 8.0μmの画像。
A cometary bow shock and mid-infrared emission variations revealed in Spitzer observations of HD 34078 and IC 405. 2007 ApJ. FRANCE K., McCANDLISS S.R., LUPU R.E.中の画像です。この論文では、いくつかの中赤外線でAE Aurを観測することで、超高速で分子雲中を疾走するAE Aurによるバウショック構造の証拠を示せるとしています。

論文の主旨からは外れますが、IRAC 8.0μm画像中で彗星状のバウショック構造候補とされる物は、小さな望遠鏡のRGBカメラのBチャネルの画像でも確認できるようです。これはBチャネルに写っている反射星雲の実体はAE Aurによって照らし出され同時に暖められて赤外線も放射している分子雲だからなのでしょう。

2012年には、X線による観測でAE Aurのごく近傍に決定的なバウショック構造が発見されています。


ぎょしゃ座、中央部  ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(70mm f3.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/02/23, -2℃, 東御市・観測所 ↑N

 

 

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