IC 356(銀河), 光度:10.6mag, 直径:5.9′ x 3.9′, 分類:Sb/P
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 露出30s x 24=12分, タカハシ-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2017/12/23, -1℃, 東御市・観測所
視野角: 54′ x 36′ ↑N
IC 356は前出IC 342と見かけ上近い位置で地球から約3900万光年離れた場所にある渦状銀河です。見かけの色が黄色く見えるのはIC 342と同様この周辺に広がる天の川銀河の星間塵による光の散乱、吸収の影響を受けているからです。
小口径では楕円銀河のように見えてしまいますが、拡大すると淡い腕がきつく巻いている様子がかろうじてわかります。この銀河はArp特異銀河カタログにも213番で収録されていて、目立つ暗黒帯が外周部から核に向かって伸びている様子が上の写真でも確認できます。